ARTIST FILE 021

 

JIM MESSINA

 

JIMMESSINA.COM

 

<79年のアルバム“OASIS”のライナーより/写真左下がジム>

 

60sではニール・ヤングが在籍していたことでも有名なバッファロー・スプリングフィールドのベーシストとして、また70sではケニー・ロギンスと組んだ「ロギンス&メッシーナ」というフォーク系デュオとして活躍したシンガーソングライター。一般的な知名度には多少欠けるが、AOR通にとっては神様のような存在だ。

77年のデュオ解散後ソロとして歩み始めるが、相棒だったロギンスと比べると表舞台へ立つことはなかった。しかし、とりわけ日本のAORファンの間での評価は高く、83年までに残した3枚のアルバムは傑作として語り継がれ、今もなおCDとして復刻されるという人気ぶりだ。

89年には、60s後半に一時在籍していた正統派アメロクグループPOCOへ、元イーグルスのランディ・マイズナーとともに再加入し、ファンを驚かせた。そして一時死にかけていたこのPOCOは見事に復活を果たし、ジムも90年まで在籍するこことなる。POCO脱退後から今日まで、96年にセルフカバー的な内容のソロアルバムをリリースしたくらいで、目立った活動はしていないようだが、最近では音楽よりも絵画のほうに熱を入れているそうだ。(これらのジムの描いた作品は、彼のオフィシャルサイトで拝観できます)

<written by ERIRIN兄 2003.4.6.>

ex.member of…BUFFALO SPRINGFIELD, POCO, LOGGINS & MESSINA

relate…KENNY LOGGINS

 

(96) WATCHING THE RIVER RUN    <参加サントラ> なんとなく、クリスタル(81)

 

DISCOGRAPHY

ALBUMとSINGLEの売上成績です。(USA/BILLBOARD CHARTより)

 

OASIS (1979)

79US 58

 

 

流麗なホーンセクションと涼しげなパーカッションを駆使し、ラテン、フュージョン的リズムをベースに紡ぎ上げたAORアルバムの傑作中の傑作。決して派手でもポップでもないのだが、不思議と惹きつけられる魅力を持っている。代表曲の“SEEING YOU”は、ご存知田中康夫氏が小説「なんとなく、クリスタル」の中でも絶賛していた美しくもムーディな極上のラブソングだ。7分を超えるラストのアコースティックバラード“THE MAGIC OF LOVE”も素晴らしい。

 

 

MESSINA (1981)

81US 95

 

 

仲間内だけで創り上げた前作とは一転、モダンジャズ/フュージョン界から多彩なゲストが招かれている。

内容的には前作の延長ではあるが、ややR&Bファンク寄りの曲が増えている。故ヴィクター・フェルドマンによるピアノプレイがインパクトを与えている“SWEET LOVE”は最高!

<GUESTS>

NEIL LARSEN(Organ,Ky), JEFF PORCARO(Per,D),

JERRY HEY (Trom), JIM HORN(Sax), DAROL ANGER(Violin),

VICTOR FELDMAN (Per,Piano), DAVID GRISMAN(Mandolin)

 

ONE MORE MILE (1983)

 

 

前2作よりもシンセサイザーの比率が増え、ニューエイジ的なアプローチも感じられる隠れた名盤。もちろん、ジムらしさは全く薄らいではおらず、本作を彼の最高傑作に挙げるファンも多いそうだ。

<GUESTS>

ALAN PAQUA(Syn), MICHAEL BODDICKER(Syn),

PETER WOLF(Syn), HENRY CAPONO(V),

ERNIE WATTS(Sax)

 

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