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JIM MESSINA |
<79年のアルバム“OASIS”のライナーより/写真左下がジム>
60sではニール・ヤングが在籍していたことでも有名なバッファロー・スプリングフィールドのベーシストとして、また70sではケニー・ロギンスと組んだ「ロギンス&メッシーナ」というフォーク系デュオとして活躍したシンガーソングライター。一般的な知名度には多少欠けるが、AOR通にとっては神様のような存在だ。 77年のデュオ解散後ソロとして歩み始めるが、相棒だったロギンスと比べると表舞台へ立つことはなかった。しかし、とりわけ日本のAORファンの間での評価は高く、83年までに残した3枚のアルバムは傑作として語り継がれ、今もなおCDとして復刻されるという人気ぶりだ。 89年には、60s後半に一時在籍していた正統派アメロクグループPOCOへ、元イーグルスのランディ・マイズナーとともに再加入し、ファンを驚かせた。そして一時死にかけていたこのPOCOは見事に復活を果たし、ジムも90年まで在籍するこことなる。POCO脱退後から今日まで、96年にセルフカバー的な内容のソロアルバムをリリースしたくらいで、目立った活動はしていないようだが、最近では音楽よりも絵画のほうに熱を入れているそうだ。(これらのジムの描いた作品は、彼のオフィシャルサイトで拝観できます) <written by ERIRIN兄 2003.4.6.> ex.member of…BUFFALO SPRINGFIELD, POCO, LOGGINS & MESSINA relate…KENNY LOGGINS
(96) WATCHING THE RIVER RUN <参加サントラ> なんとなく、クリスタル(81) |
DISCOGRAPHY
ALBUMとSINGLEの売上成績です。(USA/BILLBOARD CHARTより)
OASIS (1979)
流麗なホーンセクションと涼しげなパーカッションを駆使し、ラテン、フュージョン的リズムをベースに紡ぎ上げたAORアルバムの傑作中の傑作。決して派手でもポップでもないのだが、不思議と惹きつけられる魅力を持っている。代表曲の“SEEING YOU”は、ご存知田中康夫氏が小説「なんとなく、クリスタル」の中でも絶賛していた美しくもムーディな極上のラブソングだ。7分を超えるラストのアコースティックバラード“THE MAGIC OF LOVE”も素晴らしい。
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MESSINA (1981)
仲間内だけで創り上げた前作とは一転、モダンジャズ/フュージョン界から多彩なゲストが招かれている。 内容的には前作の延長ではあるが、ややR&Bファンク寄りの曲が増えている。故ヴィクター・フェルドマンによるピアノプレイがインパクトを与えている“SWEET LOVE”は最高! <GUESTS> NEIL LARSEN(Organ,Ky), JEFF PORCARO(Per,D), JERRY HEY (Trom), JIM HORN(Sax), DAROL ANGER(Violin), VICTOR FELDMAN (Per,Piano), DAVID GRISMAN(Mandolin)
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ONE MORE MILE (1983)
前2作よりもシンセサイザーの比率が増え、ニューエイジ的なアプローチも感じられる隠れた名盤。もちろん、ジムらしさは全く薄らいではおらず、本作を彼の最高傑作に挙げるファンも多いそうだ。 <GUESTS> ALAN PAQUA(Syn), MICHAEL BODDICKER(Syn), PETER WOLF(Syn), HENRY CAPONO(V), ERNIE WATTS(Sax) |
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